地域活性化の葉っぱビジネスから学ぶ

地域活性化の葉っぱビジネスから学ぶ

「新規顧客開拓マスター」の須山三郎です。

先日徳島に旅行に行ってきました。
徳島住んでいる従兄弟に色々な所へ案内してもらいました。
二泊三日の滞在期間でしたが、
まるで一週間ぐらいいたかのような感覚でした。
田舎は時間の流れを感じれるのでとても癒されました。

徳島

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さて今回のテーマですが
地域活性化の葉っぱビジネスから学ぶ
です。

徳島で葉っぱビジネスの事を聞いてきました。
有名な話なのでご存知の方も多いとは思いますが、
恥ずかしながら私は葉っぱビジネスの事を知りませんでした。

葉っぱビジネスは、徳島県勝浦郡上勝町を中心で活動していて
『つまもの』と呼ばれる日本料理を彩る季節の葉や花、山菜などを、
栽培・出荷・販売する農業ビジネスです。

「葉っぱビジネス」の立役者は横石知二氏で
現在の株式会社いろどりの代表取締役です。
1986年に葉っぱビジネスを展開し、
2013年には年商2億6000万の売上になっています。

日本初の『つまもの』の流通ビジネスは
30年の時をかけて大成功したのです。

横石氏がなぜ単なる葉っぱに
注目したのかは実にシンプルです。

寿司屋の隣の席に座る女性が帰り際に
つまもの添えられていた紅葉の葉っぱを
「綺麗だからもってかえろ」といって
ハンカチに包んで持って帰ったのを見て
よし、葉っぱを売ろう」と思ったそうです。

それからは思考錯誤する日が続きます。
『つまもの』の価値・意味・使われ方を
実際に料亭に行きながら学び、
あばあちゃん達も料亭につれていき
その素晴らしさを伝えていきます。

いつも愚痴ばかりで働いていたおばあちゃん達は
みるみる内に生き生きと働くようになったそうです。

それも全ては綿密なコミュニケーションだと言っています。
コミュニケーションが地域活性化につながる事を証明してくれました。

「葉っぱを売ろう」といって誰もがはじめは
信じる訳はありません。
おまけにやる気のないおばあちゃん達です。

すぐにビジネスが成功した訳でもありません。

あなたはどう思いますか?
大成功するまで30年、
あばあちゃん達が働くモチベーションを保ち、
楽しく仕事ができる環境を作り続けた事を・・・

コミュニケーションだけではないでしょう。
「葉っぱビジネス」にかける想いが皆をそうさせたのでしょう。
周囲の勇気づけと共感をさせる事の大切さ・・・
そして徹底的に学ぶ事の重要性。

ものすごく尊敬でき感動すら覚えます。

ただの葉っぱも需要があれば売れるのです。
ただの葉っぱと思えばそこまでだったけど
いつもアンテナをはって、「考える」という事を
常にやってみてはどうでしょう。

ゴミでも売れるというのを聞いたことはないでしょうか?
日本でゴミだけど海外ではそれに価値があるとかですね。
日本のチラシとかフリーペーパーなど
もしかしたら海外でほしい人はいるかも知れませんよね。

他にもヤフオクでペットボトルに
ついているおまけを売っているという人もいるそうです。
自分がゴミと思えばそれまでですが
ゴミと思わなければチャンスは広がるという事です。

どこに需要があるのか「考える」という事を
心がけてみると意外なビジネスチャンスがあるかも知れません。

検索キーワード「田舎暮らし」の
月間検索数はとても多いです。
田舎暮らしをしたい人や田舎暮らしに
興味がある人はとても多いという事です。
私もその中の一人です。

これは私個人の意見になりますが、
もしその田舎に住むならただ住むだけではなく、
地域活性化をしてほしいと考えます。

徳島では古民家をサテライトオフィスとして
活用している企業が増えている事で有名です。
徳島は住みやすくまた賃料も安く、支援制度もあります。
県が地域活性化に対して前向きです。

京都の舞鶴でも支援制度がある事も
聞いたことがあります。

田舎暮らしをしたら少しでも
自分の住んでいる町が生き生きとした町に
したいものです。

少しの地域活性化の想いがビジネスになるのかも知れません。

過疎化が進んでいる田舎に若者を呼び戻す」なんてのは
とても素敵ですね!新規開拓です。

以上「地域活性化の葉っぱビジネスから学ぶ」でした。



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