新規顧客開拓マスター運営の須山です。
本日は楠山氏よりセルフイメージのテーマでお届けします。
「セルフイメージを変えてセールスに強くなる方法」
from 楠山
誰でも自分のセルフイメージ
というものをもっています。
本当細部に至るまで
できあがったものとして存在しています。
このセルフイメージは、
「私はこんな人間だ」という
自分に対する思い込みで成り立っています。
セルフイメージの多くは、
とくに幼児期の自分に対する周囲の反応
といった過去の経験から
無意識に形成されていきます。
さらに成功と失敗、屈辱や勝利などを通じて、
セルフイメージが心のなかに形成されます。
こうして自分に対するセルフイメージが
イメージとして形成されると、
本人にとって、それが「真実」になります。
つまり、セルフイメージというのは、
達成できることやできないこと、
難しいことや簡単なこと、
さらには自分に対する他人の反応までも、
コントロールしています。
細かく言うと、セルフイメージによって
常にあなたの行動や感情、態度、さらに
は技能さえもが支配されてしまいます。
要するにあなたは、自分のセルフイメージで
こうだと思ったタイプの人間になりきってしまいます。
そのため、努力しようが意思の力を使おうが、
どうしてもセルフイメージと違った振る舞い方ができません。
セルフイメージが「失敗するタイプの人間」と思っている人は、
どんなに向上心や意思の力があったところで、
せっかくチャンスが訪れても、失敗してしまいます。
また、自分が不当な扱いを受けている
セルフイメージを持っている場合、
いわば「苫しむ運命にある」人で、
必ずその思い込みを実際に体験します。
セルフイメージは、人格のすべて、
さらには環境を形成する「下地」となっています。
したがって私たちのあらゆる経験が、
セルフイメージを裏付け、強化します。
こうして、良いセルフイメージにせよ悪いセルフイメージにせよ、
めぐりめぐって定着してしまいます。
そこでセルフイメージを変えるためにやる
間違いはポジティブ思考、プラス思考を
外部の問題に対してやることです。
例えば「あの仕事をものにしよう」、
「もっと落ち着いてあくせくしないようにしよう」、
「このベンチャー事業は私に打ってつけじゃないか」などです。
こうした人たちは、目的を成し遂げるために必要な
セルフイメージを変えようとしていません。
セルフイメージにネガティブな認識を抱いているかぎり、
現在の状況に対してポジティブに考えることなどできません。
セルフイメージは自分自身に対しての
内面的な問題です。
自分の過去の間違いや失敗を、まるで
「自分そのもの」とセルフイメージと重ねてしまい
勘違いしているだけです。
たとえば、
例えば、セルフイメージが
◆人見知りがひどく
◆人前で話すのが苦手
◆セールスには向いていないから
と辞表まで用意していたセールスマンが、
セルフイメージや
セールスという仕事への捉え方
お金というものへのイメージの捉え方を
適切なものに変えただけで
半年後には会社のなかでトップになる場合もあります。
セルフイメージを変えるには
◆なぜ、自分のことをそう思うのか?
◆子供の時に何かあったのか?
◆なぜ、失敗したのか?
◆なぜ、人見知りなのか?
◆本当にセールスに向いていないのか?やり方が間違っているだけではないのか?
◆1人と話すのと、大人数の前で話すのと何が違うのか?リアクションが欲しいの?
など
具体的に「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」・・・
と原因を明らかにすれば解決するのは簡単です。
おそらく
「やり方、考え方が適切ではなかったんだ…。」
と気付くはずです。