新規顧客開拓マスターの須山です。
これからNew customers masterとして
「NCM」と略語にします。
NCMをどうぞよろしくお願いします!
では今回のテーマですが
「マーケティングの重要なコンセプト」とは?
でお送りいたします。
マーケティングはひとつひとつのコンセプトが
重なり合って成り立っています。
ではその中でも重要なものをあげていきましょう。
マーケティングコンセプト:商品が中心じゃない
「商品が中心」 というマインドはなくせです。
1つ商品があったら、買う人に合わせて、
その理由を売っていかなければいけません。
商品を売っているんではなくて、
商品を買うことで得られる「結果」を売るんです。
でも、ビジネスではどうしても商品を中心に置きがちです。
みんな、やはり自分の商品がすごく好きです。
私も好きです。
もちろんそれはとても大事なことなんですけど、
お容さんに使ってもらって生活を豊かにしてもらいたいというよりは、
自分の正しさを証明したいみたいなアプローチになりがちなんです。
それって 結局、
「僕があなたのことをこんなに好きなんだから、付き合って」
というのと同じです。
相手は「何で?」となりますよね。
忘れてはいけないのは、
商品が売れているんじゃないってことです。
その「理由」や「結果」が売れているんです。
マーケティングコンセプト:少数派になるのが正解
ケネディは言います。
「業界というのは、今儲けている人が、儲けていない人を締め出すためのルールを作っているところだ」。
業界のルールは、まさに「8 : 2 の法則」です。
つまり、二割の人が稼ぎ続けられるようにするために業界のルールがある。
ということは、業界ルールでやっていると、
絶対に勝てない仕組みになっているわけです。
勝つためには、少数派になるしかない。
でもそうすると、周りから攻撃されることになります。
うまくやっている少数派は、必ず攻撃されるんです。
なぜ、かといったら、
成功させたくないからです。
ただの嫉妬なんです。
なので、やっぱり少数派になるしかないですね。
しかも世の中、2割の人が8割のお金を握っています。
ということは、8割の人がやっているのと同じことをやると、自分も8割になっちゃいます。
2割の人がやっていることをやるしかない 。
既得利権を持っていない人間がこれをやるには、
マスとは違う少数派にならざるを得ないわけです。
これは大変なことです。
だけど考えてみてください。
起業して10年後には4%しか残らない、
という有名な数字があります。
この数字は本当かなと思うことがありますが、
それでも 10年後にほとんどの会社がなくなります。
その潰れた会社は、結局多数派ですよね。
短期的に見るとよくわからないことでも、
長期的に見たら顕著にわかります。
多数派は間違っていて、少数派がつねに勝つ。
そこは恐れずにやるしかないんです。
マーケティングコンセプト:業界は関係ない
たとえばダイレクト・レスポンス・マーケティングという
マーケティング手法があります。
しかしうちの業界は違うという方がたくさんいます。
しかし業界は関係ありません。
人の購買心理や行動心理をいかに使うか、
というだけの話です。
業界云々ではなく、マーケティングシステムが
刺激する心理、刺激する感情にフォーカスをあてなければいけません。
フォーカスを商品やシステムや業界にあててはいけません。
うまくいっているマーケティングが、
お客さんのどの心理を刺激して、どの欲求を満たしたのかということを
考える癖がついたら、
業界なんて存在しなくなります。
商品中心主義もシステムも関係ない。
ましてや「自分の業界では使えないなんてことはありえないわけです。
世の中でうまくいっている事例というのは、人関心理の何かを動かしたわけです。
「自分のビジネスでこの心理を刺激するには、どうすればいいのか?」 と考える。
つねにそう考える癖をつける事が大事です。
マーケティングを実践するなら、人関心理にフォーカスを当てるという方向に、
考え方を変えていく必要があるんです。