短期的ですぐ利益につながるオファーを考えるな!

短期的ですぐ利益につながるオファーを考えるな!

新規顧客開拓マスターの須山です。

今回は「短期的ですぐ利益につながるオファーを考えるな!」です。

とにかくすぐ利益につなげたい気持ちは誰もあると思います。
しかしLTV(ライフタイムバリュー)を忘れてはいけません。
マーケティングでは常にLTVを考えなければいけません。

LTVとは顧客生涯価値です。
顧客が1年を通してどれだけお金を使ってくれるか?
というのを考えなければいけないという事です。

例えば1回のダイレクトメールのリターンのみを考え
LTVについて考えないというのは売り上げに大きな変化が
でてしまうものです。

ではどういうことなのか?
例をだして紹介いたします。

DM企画:LTVを考慮しない場合とした場合

ケース1:LTVを考慮しない場合

あなたが仮にカット専門の美容室を開業するとしましょう。
開業エリアの告知の為、開業エリアの一万人に
ダイレクトメールを送るとします。

しかし、LTVを考慮していません。
そしてLTVというものも分からないとしましょう。

その結果下記のような計算になります。

●発送するDMの数:1万通
●顧客1人あたりの平均カット料金:3000円
●LTVは計算されていない
●DM費用(デザイン・印刷・ポスティング):150000円
●予測レスポンス率=0.5%(50人)

予想顧客数(50)×平均カット料金(3000円)=150000円
DM費用=150000円

150000円-150000円=0(利益)

この計算だと利益がゼロです。
もしかしたら赤字になるかもしれません。
赤字をだしたい等思っていませんからこのDM企画はやめるかも知れません。

ケース2:LTVを考慮した場合

あなたはLTVの存在を知り、マーケティングについても
勉強しました。
そうする事でケース1とは違った結果を予測する事が出来ます。

●発送するDMの数:1万通
●顧客1人あたりの平均カット料金:3000円
●6ヶ月にわたる顧客1人あたりの平均カット料金:9000円
●DM費用(デザイン・印刷・ポスティング):150000円
●予測レスポンス率=0.5%(50人)

予想顧客数(50)×LTV(9000円)=450000円
DM費用=150000円

450000円-150000円=300000円(利益)

このような計算方法だとDMの最終的な価値が違ってきますね。
この計算だと6ヶ月ですが、顧客が満足いけば何年先も
何度も何度も足を運んでくれますよね。
なので顧客生涯価値が分かれば先の利益もだしていけます。

そして何度も何度も色々な形で
キャンペーンDMを送る事も可能になります。

短期的ですぐ利益につながるオファーを考えるな!というのは
LTVを考えないと
せっかくの売り上げアップのチャンスを
逃す事になるという事です。

LTVを知る事で新規顧客獲得でどれだけ
お金を使えるかが分かる事でしょう。

新規顧客1人の価値はいくらか?

新規顧客を1人を獲得するのにどのくらいの
費用を使っていいのかは簡単ではないでしょう。
しかしLTVが10万だったとしたら、極端な話
顧客1人を獲得する為に3万を使っても理にかなっていると思います。

LTVがわかるとキャンペーンを計画する上で
大きな助けになってくれる事でしょう。

短期的にみてしまえばDMやチラシなどの
キャンペーンは赤字でもいいのです。
長期的な目で利益を出し、
そして利益を上げ続ける事に目を向けなければなりません。

よくある間違いは
その「キャンペーンは赤字で終わるでしょ」って事で

何もやらない事です。

あなたのビジネスの顧客生涯価値はいくらでしょう。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございます。



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